お茶の楽しみ方
お茶は意外にデリケートです。特に、空気中の酸素に触れると、酸化によって本来の味と香りが少しずつ失われます。
また、湿気や気温の変化にも影響を受け、美味しさが半減してしまいます。
お茶本来の味と香りを保つコツを押さえておくことで、ご家庭でも美味しいお茶をお愉しみいただけます。
茶葉には脱臭効果がありますが、直射日光やが苦手です。日の当らない場所で保管しましょう。
また、急激な温度変化に弱く、高温多湿な環境での保管も避けましょう。
商品に表示してある賞味期限は開封していない状態での期限です。直射日光のあたらないところに置いて、常温で保存してください。やむをえず長期の保存が必要な場合は、未開封のまま冷凍庫に保存し、変質を避けてください。
冷凍庫から取り出した茶葉は、常温に戻してからお楽しみください。冷蔵庫は他の食品のにおいが移りやすいため、長く置く場合は、移り香の少ない冷凍庫での保存がおすすめです。
開封後の賞味期限の目安は2週間程度です。2週間過ぎてしまうと、本来の風味が徐々に失われていきます。
また、抹茶は開封後の劣化が他の茶種に比べて早いため、できるだけ早めにお召し上がりください。開封後は密封保存し、直射日光の当たらない常温の場所に置くのが良いでしょう。
また、香りの強いもの(食品に限らず、香水など)の近くや、ストーブの近くは避け、なるべく早くお召し上がりください。梅雨時から夏場にかけては、茶葉の劣化は早まりますので、早めにお飲みください。
お茶は乾物の仲間だと誤解されているかもしれませんが、実は3%の水分を含んでいます。
これは、お菓子の「あられ」とほぼ同じ水分量です。たとえ外見に大きな変化が見られなくても、お茶本来の美味しい味と香りには寿命があります。保存食品のような感覚で買いだめするのは、おすすめできません。
お茶を購入するときは、必要な量だけ確保するようにしましょう。2週間程度で飲み切れる量が目安になります。
あるいは、小さな単位でパッケージされたお茶を必要な量だけお求めになることをおすすめします。
商品に表示してある賞味期限は、開封していない状態での期限です。
当店では、お茶を缶や袋に詰めた日(この日を包装日と呼んでいます)から数えて、賞味期限を設定しています。その日数は、お茶の種類やパッケージの形態によって異なります。
空気にできるだけ触れぬよう細心の注意を払い、年間を通じて低温・低湿に保たれた大型の冷蔵庫で保管しています。